大国主命 須瀬里姫神
小松市大杉町ニ104
この神社は、大国主命、須瀬里姫命を祭神としているが、その建立起源は定かではなく、藩政のころ亀渕村の西の宮、鴫社村の北の宮を合併し、現在の大杉神社となっている。その昔、この神社の西方に巨大な杉樹があったことから、この地を大杉と呼ぶようになったようである。現在の神殿は、慶応2年に大工権藏の手により改築され、拝殿は御大典記念として、大正4年に改築されている。鳥居篇額は海軍大将、東郷平八郎の筆によるものである。なお、拝殿前にある大公孫樹(小松市指定文化財)は、山崎高五郎の家臣が植えたと伝えられている。
小嶋 (串八幡神社 宮司)
0761-65-2419