天照大神 豊受大神 応神天皇
羽咋市兵庫町リ47
本社の起源は、室町初期の応永年間(1394)に、松永某が伊勢の天照大神と豊受大神の両宮を勧請したのが始まりと伝え、相殿に応神天皇を主神とする八幡様を合祀し、神明社と称してきました。
一方、集落中央部のオタビには、水の神様である水分社もあって不動明王を祀り、お諏訪様とも呼んできました。明治元年の神仏分離令で、如来形の八幡様は御神託により、一時松永四郎左衛門家へ預けられましたが、明治15年にオタビに八幡社を建ててここへ移し、同時に水分社を合祀しました。その後、明治41年の村社指定を機に神明社を改築してオタビの神様をお迎えし社名も兵庫神社と改めて現社に至っています。
菅野 嘉一(菅原神社 宮司)