八幡神社（ はちまんじんじゃ ）

御祭神

応神天皇 神功皇后 比咩大神

鎮座地

小松市河田町ノ260

氏子区域

小松市

河田町

由緒

当社の鎮座ましますこの舟見丘は、古代加賀の国の政治文化・宗教の中心地であった平安初期の弘仁１４年に加賀国が独立したとき、国府及国分寺がこの丘に設けられた。また当社の北方の麓や河田向山辺には６、７世紀の横穴古墳がある。この様に早くから集落が出来、その鎮守の神が祀られた。この社は向山の桜生水の西方にあり、阿古宮とも河田神社とも称せられ、奈良時代・称徳天皇（７６４）の御代に創設されたと伝えられている。歴代加賀国司の崇敬も厚く当町の守り神であった。中世になると集落も益々発達し「河田」の地名も文献に出て来る。康正２年（１４５６）大祥院領加州河田庄分段銭の文書があり、他にも「河田」の名がみえる。藩政時代には５か村を合せと一つの河田村として、寛文１０年（１６７０）の村御印には草高１５６１石となっている。２５０年程前の梯川大波により阿古宮附近の集落は現在の谷内地区へ移転したが、神社は明治１４年までその地にあった。明治３８年に中海村原より金剣宮の建物を譲りうけ社殿を造営した。昭和３８年１０月に現社殿及大鳥居が新築された、境内にある、基の石祠は山根家の先祖が針医を業としていたが、日頃崇拝していた薬師如来を祀ったものである。私達の祖先が遠い千年の昔から鎮守の神を斎き奉り、敬神の誠を捧げ村の開発と繁栄に盡してきたのである。

宮司

橋田 直大（本折日吉神社 宮司）

TEL

0761-22-0163 (本折日吉神社)

※電話連絡は本折日吉神社にて承ります。

FAX

0761-22-4844