
波自加彌神 正八幡神
金沢市花園八幡町ハ165
金沢市二日市町・花園八幡町入会地に鎮座し、波自加彌神(はじかみのかみ)、一国一社護国正八幡神を主神とし、相殿に神明、春日、諏訪、薬師の神々を配祀する。旧社格は郷社で、延喜式内の古社である。創建は 718(養老2年)で、始め四坊高坂の黄金清水(こがねしょうず)に鎮座していたが、寿永年間の源平合戦の砌、兵火のため社殿亡失し、現在地の田鹿(たぢか)八幡宮に遷座され、復合の神社となったが、正四位上の神階をもつ波自加彌神が八幡神より上位と考えて、社名が今のものに変更された。
田鹿八幡宮にとっては、庇を貸して母屋を取られたことになる。波自加彌神は、調味医薬・五穀豊穣の神として全国に類例のない食産神(しょくさんしん)で、歯でかんで辛(から)いもの即ち、生姜(しょうが)・山椒(さんしょう)・山葵(わさび)などの古語で『薑(はじかみ)』を語源とする。境内には、神功皇后の三韓征伐の折、朝鮮半島より医薬としての生姜を我が国に初めて伝えた、朝臣武内宿禰命(たけのうちのすくねのみこと)を祀る摂社諶屏堂(せっしゃじんべいどう)が鎮座し、生姜の古名を名乗る本社との関係が伺える。古くはこの地方一帯が生姜の栽培地であったので、守護神として波自加彌神を祀ったことが起源とされるが、田近郷(たぢかごう)の総社として、その地名が田近、田鹿、波自加彌と転語したとの説もある。社前を流れる河原市用水は、1686(貞享3年)に完成したが、建設した中橋久左衛門は、本社の神託によって現れた白狐の足跡をヒントに用水路とした。以来用水の守護神としても仰がれてきた。平成13年(2001年)、1300年の式年大祭を迎えた。
田近 章嗣
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