
護国八幡大神 猿田彦大神 天照坐皇大神
金沢市寺中町ハ163
当社の起源は、聖武天皇神亀4年(727)猿田彦大神を、既に鎮座されていた神明社(祭神・天照大神)の傍に勧請したのが始まりといわれている。この神明社の創設は不詳であるが、あらたに猿田彦大神を天照大神と合祀されてより、この社を大野郷(旧宮腰・現金石町)の湊の守護神として、大野湊神社と称されるようになった。後深草天皇建長4年(1252)社殿炎上により、東八丁をへだてた離宮八幡宮(現在地)に奉遷され今日に至る。歴代朝廷、武将の尊崇篤く、特に加賀藩主前田利家公は任国の際、本陣となった当社の荒廃を憂い、宮腰をはじめ十五ケ村にその総社として祭資を供進させて社殿を再興。二代前田利長公は毎年の神事能興行の例をつくり、また三代前田利常公は、寛永16年(1639)社殿を造営し、氏子村を増加させるなど、歴代藩主の崇敬きわめて篤く加賀藩五社の筆頭の位置にあった。明治18年県社に、昭和41年神社本庁別表神社に指定された。寺中の森として有名な社叢は、昭和52年金沢市文化財に、寛永16年に造営された本殿三棟は、昭和57年石川県文化財に指定されている。毎年8月1日より3日間執り行われる大祭は、525年間大野郷に鎮座されていた当時を偲び、海岸の仮殿に神輿を奉遷して行なわれるもので、金石の夏祭りとして有名である。なお、慶長9年に創始された神事能は、現在も金沢能楽会関係者により5月15日に奉納されている。
河﨑正幸
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076-268-3499

金沢市無量寺ナ93

金沢市北塚町東97

金沢市豊穂町82

金沢市保古1丁目246

金沢市普正寺町1-33

金沢市二ツ寺町イ67番地1

金沢市藤江北2丁目111

金沢市稚日野町南1

金沢市大野町5丁目81

金沢市袋畠町北66

金沢市専光寺町ト100

金沢市赤土町ヘ155

金沢市畝田中2丁目233

金沢市松村5丁目127

金沢市示野町イ1

金沢市黒田1丁目152

金沢市古府2丁目235

金沢市桂町リ58

金沢市金石西2丁目18-23

金沢市観音堂町ヲ35

金沢市下安原町東467