美川町の裏鬼門にあたる本社より表鬼門にあたる御旅所へ、旗手の合図に進軍ラッパを高らかに吹き鳴らし、青年団に担がれた八面四扉の精巧華麗な神輿が豪華絢爛な13台の台車に先導されます。氏子一軒一軒を厄祓いして町中を巡る、鬼門を聖地とした厄除けのお祭りです。紋付き袴に白襷姿の正装で行う祭りは全国でも珍しく、安政4年京都仁和寺(御室御所)より、菊花紋章入り神輿の日覆、守護の鉄棒、正一位日吉神社の社頭額を下賜されたことに敬意を表したものと言われています。おかえり祭りは北前船で栄えた頃の町衆文化を今日まで継承しており、平成13年石川県無形民俗文化財に指定されています。
境内奥のタブの神木を祀り社殿はない。
8月27日は前方にゴザを敷いて風鎮祭を行う。
同地の旧家が2挺の鎌(約15センチ)を奉納し、これにシデと稲穂をつけて神前に供え、祭典後、当番代表が神木に鎌を打ち込む。
近世中期後に漁業や交易で栄えた蛸島が、当時流行の歌舞伎や歌曲を古い早船行事に取り入れて特徴のある狂言を創めたものと思われ、芸能史上すこぶる注目されるのである。また、能登地方では地狂言が広く行われたが、現在は絶えて久しい。この意味においても早船狂言はきわめて貴重であり、かつ、地方的特色の顕著なものと認められる。
鎌倉時代から伝わる豊作を祈願する神事で、宮司から稲束に見立てた白い祝い棒と若松を受け取り、舞い始める。大きく左右にふらふらとしながら、祝い棒と若松を振り上げたり振り下ろして独特の節回しで「大麦なんぞ、小麦なんぞ、大きに、太りて、実入りがようて」などと詞章を唱え、見物人らも「まんざーいろくと」と、繰り返し唱えて豊作を祈った。
石川県神社庁は、県内に10支部を置き、包括する神社は、県内1876社あります。四季の祭りを通して、皆様の幸福と社会の発展を祈ることはもとより、地域に根ざした文化活動や青少年の健全育成を行い、石川らしい郷土づくりを目指してきました。こうした活動をさらに充実させるとともに、神道や神社に関する情報を皆様に解りやすく提供していくことが、これからの務めと考えております。神道や神社に関すること、お祭りに関すること、また、ご質問などお気軽にお問い合わせ下さい。
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